ノルウェー旅行とフィヨルドハイキング Part 5
こんにちは、通訳ガイドのじみぃです。
ノルウェー旅行の最終回(7日目、8日目、9日目)です。
7日目:朝陽のプレーケストーレンへ
早朝3時半に起床し、昨日、下見が済んでいるトレイルを朝陽のプレーケストーレンを見るために出発しました。ヘッドランプで歩き始めましたが、まもなく夜が明け始め、空が明るくなってきました。
今日の日の出は5時08分。日の出前にプレーケストーレンに到着。すでにぱらぱらと観光客がいます。上空の雲に阻まれましたが、雲の間からやわらかな朝陽がさすところは圧巻です。プレーケストーレンの断崖に朝陽があたると昨日の夕方とは全く違う表情です。観光客も少ないので、断崖に一人!という写真も撮れました。
プレーケストーレンを上から見渡せるスポットへは、ほんの少し下った岩を赤いペンキを目印に登っていきます。
ヒュッテで朝食後は湖の周りを散策。思ったよりルートの数は少なく、湖畔のルートは湿地帯で足元が悪く途中で断念。逆回りを途中まで行ったけれども暑さと疲れでふたたびヒュッテへ戻って休憩。その後はのんびりとこの空気を満喫することにしました。
8日目:スタヴァンゲル観光
朝9時のバスでプレイケストーレンを出て、フェリーに乗ってスタヴァンゲルへ。夕方のコペンハーゲンへの飛行機までスタヴァンゲルを観光します。
フェリーのターミナルと空港へのバス停は近いので、フェリーターミナルにスーツケースを預けようとロッカーを探しました。ありました!現金(コイン)で50NOKです。
ちなみにこのフェリーターミナルのトイレは有料で、入り口のドアで現金を入れると入れます。私は持ち合わせがなくて利用できませんでした。
スタヴァンゲルの町を歩いてみました。石畳のおしゃれな雰囲気です。細い路地が自在に伸びていて、雑貨屋さんなど、センスの良いお店も多いです。
こちらのパン屋さん(SJA INGE)でランチにしました。「エッグサンド1人前は2人でシェアするので2つに切って 」とお願いしたら、こんな形にしてくれました。卵1個サービスしてくれたのでは?ボリュームにびっくり!
港の方に行くとベルゲンとちょっと似ています。青空市場もやっていました。
ノルウェーの豊かさに興味があったのでスタヴァンゲルにあるオイル博物館(Norwegian Petroleum Museum)に行きました。スタヴァンゲルはノルウェーの北海油田開発の拠点都市です。北海油田開発の歴史や採掘方法、今後の課題など、大人にも子供にも楽しく学べる博物館で、せっかくスタヴァンゲルを訪れるなら必見です。
夕方、予定通り空港行きのバスに乗り、コペンハーゲンへ。空港からは電車で移動。電車には自転車ごと乗れる車両がありました。
9日目:コペンハーゲン観光
ホテルで自転車を借りて、コペンハーゲン中央部まで30分ほどです。自転車は海外によくあるペダルでブレーキをかけるタイプでした。(ハンドルにはブレーキはついていません)
気持ちの良い青空のもと、まずは朝食を食べにストロイエ通りへ。その後、カステレット城塞へ。そこから近いリトルマーメイド像を押さえたら再びストロイエ通りへ。ロイヤルコペンハーゲン本店やイルムスなどを巡って、精霊教会前にあるスタンドのホットドッグDØP - Den Økologiske Pølsemandへ。コペンハーゲンはホットドッグがおいしいと聞いたので食べてみました。次々とお客さんが注文に来ます。デンマーク風とフレンチ風、両方頼んでみましたが、デンマーク風の方がおいしい!
午後はデザイン博物館へ。自転車があるので小回りが利きます。自転車にやさしいコペンハーゲンですので、どこへ行っても駐輪場があります。デザイン博物館は椅子などの工芸品以外にも、なぜかロートレックのポスターがたくさんあったり、Bauhaus関係の展示もあったりと、思った以上に見どころ一杯でした。
デザイン博物館からストロイエ通り方面へ戻る途中、Hansensというアイスクリーム屋さんを見つけました。ちょっと自転車をとめてピスタチオアイスを。絶品です!
夕食はNoma出身のシェフがやっているカジュアルレストラン「108」を日本から予約していたので、ニューハウンの辺りから運河を渡りました。(https://108.dk/)夕方のひと時、暑い日差しの中大きなビールを飲んでる人でいっぱいです。
いよいよ楽しみにしていた「108」です。ドレスコードはなく、カジュアルでありながら品のあるお店です。
アラカルトでいろいろ頼んでみました。どれも最高においしいし、店員さんもとても感じがよく、満喫できました。
10日目:成田へ